避難所の環境改善に役立つ「YDテント(避難所内ユカカラ暖房テント)」

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避難所の環境改善に役立つ「YDテント(避難所内ユカカラ暖房テント)」

地震などの大災害時には体育館などが避難所として使用されることが多くありますが、いわゆる「雑魚寝」の状態で冬の寒さ・夏の暑さやプライバシーの保護などの観点で、様々な課題が指摘されています。

そこでFHSでは、避難所の劣悪な環境改善の役に立つ「YDテント(避難所内ユカカラ暖房付テント)」を多くの企業様の協力を得て開発しました。

避難所内にYDテントを設置し、応急の保育・介護施設を作ろう

避難所には地域で被災された多くの住民が押し寄せますので、その年齢や健康状態に関わらず避難所内が人や段ボールベッド・家財道具で埋め尽くされてしまうことになります。その中で災害弱者と言われる妊産婦・乳幼児・高齢者・障がい者などの居場所が無くなり、大きな困難に加えて肩身の狭い思いをするという問題が発生します。

人にやさしい避難所を作ろう

そこで「チームYD」では、避難所が開設されたら一早く応急の保育所や介護施設を作り、災害弱者を守ることを提案しています。「YDテント」には日常体育祭や地域のイベントで使用されているテントを活用しますので全国どこでも設置可能です。

ストーブ火災や感染症を防ぎ、プライバシーの保護にも役立つ

冬場は避難所となる体育館などでは天井が高く大変寒いため灯油ストーブなどを持ち込まれることがありますが、段ボールベッドや家財道具・寝具などで埋め尽くされた避難所内でストーブなどの火気を使用することは、給油の際の引火や余震などで倒れて火災になり筆舌に尽くし難い大惨事になることがあります。

また大量にストーブを燃焼させることで、十分に換気をしなければ一酸化炭素中毒などのリスクもあります。
ユカカラ暖房は、屋外に設置したLPガスの熱源機で沸かした少量のお湯を循環させて足元から人の体を暖めるシステムのため、保育園や介護施設と同じ環境を作ることができます。

いつ起こるかわからないけれども必ず起こる地震災害時の避難所の環境を改善し、人にやさしい避難所を作るために「YDテント」の導入を多くの自治体や防災ネットワークの皆様にご検討いただきたいと思います。