床暖房用語集

床暖房用語集

畳と㎡

部屋面積を表す単位。
1畳は1坪(3.3㎡)の半分とし、1.65㎡として計算します。
施工面積は基本的に㎡で表します。
面積を表す単位1㎡=1m×1m

ヘッダー

ヘッダー熱源機から送られた温水を回路別に小分けして分配する装置です。
各回路ごとの送り側に熱動弁が付いているものが一般的で、リモコンのタイマースイッチがONになると、それにつながった回路のみ弁が開いて温水が流れます。

系統と回路

温水床暖房は、リビングとキッチン、和室などリモコンで一定の面積を系統ごとに制御します。ひとつの系統はその面積に応じていくつかの回路で成り立っています。
それらを組み合わせて接続連携させている装置がヘッダーになります。

敷設率

よく誤解されるのですが、温水床暖房は部屋を暖める設備であり、床を暖める為の設備ではありません。
従って一定の広さの部屋を暖める為には、基本的にはその70%程度の面積に床暖房を施す必要があり、それを敷設率と言います。
敷設率があまり少なくなると、部屋全体を暖める為の暖房負荷が一部の床だけに集中してしまいますので、床の損傷などのトラブルが発生する場合もあります。