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体育館空調設備の補助暖房にYDテントの活用を!
学校設備における夏の暑さ、冬の寒さ及び停電防災対策としてGHP(ガスヒートポンプエアコン)の設置が進められていますが、一般の教室では導入が進んでいる反面、体育館への空調設備には様々な制約があり全国的に進んでいない実情です。建築から年数が経った体育館は建物自体の断熱性が乏しく、天井が高いため高額の空調設備設置費用やランニングコストがかかります。構造上、大型のエアコン空調機を取り付けることも難しく、仮に取り付けた場合でも空気の対流により冷房は何とかなっても暖房はほとんど役に立たないことになります。
使用目的と使用頻度から考えればYDテントの活用が一つの解決策になります
近年の温暖化対策のため、体育館に冷房設備が必要になってきていることは言うまでもありません。
しかし冬の体育館で建物本来の機能であるスポーツをするためであれば、そこまで暖かくする必要はないはずです。問題になるのは冬場に災害時に避難所として使用した際に夜中に、底冷えして停電している体育館に高齢者を含め多くの避難者がいる場合です。元々体育館は火気厳禁ですからストーブを使うことはできませんし、ダンボールベッドや寝具で溢れた避難所で火災になれば想像するだけでも恐ろしい二次災害になります。
そこでFHSではチームYDのメンバーとともに元々学校や地域に備蓄してあるテントを活用し、火気を使用しない温水床暖房を施すことで北海道のような厳寒地でも室温が20℃に保たれる空間を作り、応急の保育・介護施設を設置することを提案しています。
テントも床暖房も体育館の床の上に設置するだけなので、使用後は元通りに復旧できます。何年先に来るか分からない災害発生からひと冬の間を乗り切るための暖房としては、必要十分な設備であり高額な費用も掛かりません。
全国の自治体や学校施設関連の担当者様へ体育館の空調設備の補助暖房としてYDテント(避難所内ユカカラ暖房付テント)の活用をご検討いただくことをおすすめします。