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一次避難所となる体育館では「地窓」を活用した設営計画をたてましょう
「地窓」とは床近くにある窓のことで、「採光」「換気」「清掃」などのために多くの体育館で見られるものです。実はこの「地窓」が体育館が避難所になった際のライフラインの確保に大変役に立ちます。
地窓の活用例
Ⅰ.YDテント(避難所内ユカカラ暖房付テント)を設営する場合、屋外の機械から温水配管や電源コード、リモコン線などを通すのに役に立ちます。
Ⅱ.避難が長期化した場合に、体育館の中に浴室や洗面所、トイレなどを設営する際の給排水を通すのに役に立ちます。
Ⅲ.避難所内に洗濯機や乾太君(ガス衣類乾燥機)を設置する事は、長期化する避難において大変喜ばれます。その際の給排水やガスの配管、排気排湿ダクト、LPガス非常用発電機からの電源を通すのに役に立ちます。
自治体が選定する避難所の設営計画においては、是非「地窓」の存在を念頭に置いて計画されることをおすすめします。
