注意!ダンボールベッドの増加により避難所の火災リスクが高まっています

新着情報

注意!ダンボールベッドの増加により避難所の火災リスクが高まっています

近年では、災害時の避難所の寒さ対策とプライバシー確保のためにダンボールベッドや間仕切りが使われるケースが増えてきています。
それにより環境改善に役立つ反面、火災のリスクが増えていることを見逃さないようにしなければなりません。

避難所として使用されることが多い体育館は元々火気厳禁ですが、ダンボールベッドや間仕切りが設置され寝具や家財道具で溢れた中で避難所にストーブなどの火気を使用することは大変危険です。
避難所内には高齢者や障がい者など自力での避難が困難な方も含め数多くの避難者がいますので、地震の後の余震などでストーブが転倒し火事にでもなれば想像するだけでも恐い大惨事となります。

避難所の寒さ対策と環境改善を研究するチームYDでは、避難所内に通常は運動会などで使用されているテントを立て、火気を使用せず安全な温水床暖房をテント内に設置することで停電や断水時にも明るく暖かい救護所・診療所や保育介護施設を作ることを提案しています。

避難される方で若く健康な方は昼の間仕事や被災地の後片付けなどのために避難所の外に出られていますが、避難者の中には昼間も避難所にとどまざるを得ない妊産婦、乳幼児や高齢者、障がい者なども数多くいらっしゃいます。
YDテント(避難所内ユカカラ暖房付テント)の標準面積は1梁で12帖程度ですが、連棟で建てることで、24~48帖程度の暖かいスペースを確保することができます。

詳しくはYDテントの専用ページをご覧ください。