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福祉避難所不足を補うために『YDテント(避難所内ユカカラ暖房付テント)』の活用を!
東日本大震災以降多発する大規模災害の度に、福祉避難所の不足が課題として指摘されています。福祉避難所の数が足りない上に、令和6年能登半島地震のように福祉避難所に指定された施設自体が被災したり、人手不足により支援を必要とする避難者の受け入れが難しく、そのために体育館などの一次避難所に長期間とどまざるを得ないという事例が多発しているのです。
『YDテント』で一次避難所内に応急の福祉施設を作ろう
今回FHSが全国のメーカーと結成した”チームYD”で開発した『YDテント』は、日常体育祭や地域のイベントなど屋外で使用されているテントを一次避難所内に設置し、ユカカラ暖房(遠赤外線温水床暖房)を敷設することで応急の保育・介護施設を作ろうというものです。
全国の保育・介護施設で広く採用されているFHSユカカラ暖房の技術と経験から『YDテント』が生まれました。
福祉避難所の準備が整うまでの環境を改善し、支援に必要な避難者の居場所を作る
冬場の避難所は大変寒く過酷な状況になっていますが、段ボールベッドや寝具・家財道具で溢れている避難所内にストーブなどの火気を置くことは、同程度の地震が起こった際に筆舌に尽くし難い大惨事になることが予想されます。『YDテント』は一次避難所開設の際にいち早くテントを建て、横幕を張ってプライバシーを確保しユカカラ暖房で暖かくすることで、妊産婦・乳幼児・高齢者・障がい者の居場所を優先的に作ろうというものです。『YDテント』で出来た応急の保育・介護施設には人や情報が集まってきますので、人や物資の支援受け入れ及びその後の二次避難への移行もスムーズに行えます。
いつ起こるかわからないけれども必ず起こる大災害のために『YDテント』の備えを進めるよう、多くの関係者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。