ユカカラ暖房(温水床暖房)の特徴
ユカカラ暖房(温水床暖房)は、単に床を温めるだけの器具ではありません。主暖房として床からの遠赤外線放射で部屋全体を均等に温める設備です。FHSの温水床暖房は遠赤外線の放射量が高く床面が熱くなりすぎないので、全国の保育園・幼稚園や介護施設などで使用されている安全な床暖房です。
黒いパネルが高性能の秘密
ユカカラ暖房(温水床暖房)のブラックパネルは従来難しいとされていたアルミパネルへの黒色の塗装を行い、黒色放射の効果を得ることができました。またパネルにはセラミック成分が加わっていることにより、サウナストーンや岩盤浴などで体を温める遠赤外線の効果も得ることができます。その効果は通常の床暖房のアルミパネルとは桁違いの放射性能、高効率で部屋全体を暖めることができます。
埃を立てず空気がキレイ
ユカカラ暖房(温水床暖房)は、熱源機で温めた温水を床下のパネルに循環させ、遠赤外線の放射することで、部屋全体を暖めます。エアコンやファンヒーターと違い空気を動かさないので、埃を立てず嫌な風や臭い、音も発生しません。心地良い空間をユカカラ暖房が演出します。
足元から部屋中を暖める
吹き抜けがある大きなリビングは皆のあこがれですが、エアコンだと吹き抜けや天井部分ばかりが暖まり足元が寒くなってしまいます。ユカカラ暖房(温水床暖房)は足元から天井まで同じ温度、部屋の隅々までムラなく暖め、家族の暮らしを柔らかく包み込んでくれます。
水漏れの心配がなく長寿命
ユカカラ暖房(温水床暖房)は「ジョイントレス」と呼ばれる特殊な技術により、床材の下のパイプのつなぎ目(ジョイント)が発生しないため、水が漏れる心配がありません。また高耐久を誇る樹脂パイプを採用しており、100年以上の耐久性があります。
自由設計であらゆる間取りに対応
MDF(中密度繊維板)を使用した上張工法用パネルは自由にカットできるので、リビング空間の収納やテレビ、ピアノなどがある部分を除いて敷設したり、廊下やトイレ、掘りごたつの下など狭くて変改のスペースにも全て対応可能です。
天井を暖めていませんか?~室内の理想の温度~
これまでのエアコンやファンヒーター、ストーブの暖房では、床下からの冷気の影響を受け、部屋の天井付近ばかりが暖まり、非効率でした。FHSの遠赤外線 温水床暖房は、エアコンを使用しなくても主暖房として足元から部屋全体を暖めます。
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エアコンの温度分布
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ユカカラ暖房の温度分布
他の床暖房との違い
FHSの遠赤外線
温水式床暖房 |
電気式床暖房
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従来の温水床暖房
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暖まる場所 | 遠赤外線の放射性能が優れており、エアコンを使用しなくても主暖房として部屋全体が暖まる。 | 使用する電力の割には熱の放射性が低いため、広い部屋を暖めるのには適さない。 | 熱の放射性が低く、厳寒時には補助暖房がなければ部屋全体が暖まるのに時間がかかる。 |
水漏れ | 温水パイプは継ぎ目のない技術を利用しているので、水漏れの心配がない。 | 温水パイプをつなぎあわせて施工する為注意が必要。マットの継ぎ目が破損すると水漏れする。 | |
強度 | 硬質ボードを使用しており壊れにくく、ジョイントレスで水漏れの心配がない。 | 薄いシート状のフィルムを床材の下に敷くため、経年劣化する可能性がある。 | 発泡スチロール製が多く、壊れやすい。ジョイントから水漏れの心配もある。 |
各種施設 での利用 |
硬質ボードを使用しており、土足フロアでも問題なし。 | 強度がないため、土足歩行のフロアに不向き。 | 強度がないため、土足歩行のフロアに不向き。 |
リフォーム しやすさ |
パネルを加工しサイズを変更できる為、自由に設計できる。また床下からの施工も可能な為、家具などを動かさず生活そのままで設置できる。 | 小さめのシートを並べ電線でつなぐため、狭い面積なら早く施工できるが、広い部屋には向かない。 | 1枚のマットのサイズが決まっており、加工ができない為自由に設計できない。 |
床への負担 使用できる 床材 |
熱が放射し床の表面が高温になりすぎない為、床材を痛めにくく、無垢材フローリング(無垢材は床暖房対応のものに限ります。)塩ビフロア、コルク等、様々な種類の床材を設置可能 | 床の表面が高温となり床材を痛める為、限られた床材しか選べない。 | 床の表面が高温となり床材を痛める為、無垢材等は使用できない。 |
安全性 | 部屋の中で火気を使用せず、約50度程度の温水のみを使用するため、火災の危険性がない。 | 床の下に発熱体がある為、断線や過熱の恐れがある。 | 部屋の中で火気を使用せず、約50度程度の温水のみを使用するため、火災の危険性がない。 |
お子様 ペットへの 負担 |
パネルが高温にならないので、安心安全。 | 床が高温になるため、低温やけどにつながる可能性がある。 | 床が高温になるため、低温やけどにつながる可能性がある。 |
メンテナンス | 床の下には発熱体がなく、外に設置されている熱源機のみのメンテナンスでよい。 | 床材の下に発熱体がある為、修理が難しい場合が多い。 | 床の下には発熱体がなく、水漏れ以外は外に設置されている熱源機のみのメンテナンスでよい。 |
設置費用 | (ヒートポンプの場合)熱源機の能力にフィットした20~30帖の面積になるほど安い。 | 狭い面積(2、3帖)の場合は熱源機不要のため安い。 | 価格が統一されておらず、設備業者により大きく費用が異なる。 |
ランニング コスト |
(ヒートポンプの場合)電気式の約1/8のエネルギーでよい | 電気による発熱のため高コスト | (ヒートポンプの場合)電気式の約1/8のエネルギーでよい |
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